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週刊ボケ老人 2000年9月15日(敬老の日)開設  2008年9月14日更新
※リンク集を充実させました

このホームページを作るにあたり、ご協力いただいている先生方

名古屋市内老人保健施設職員     小川和彦氏(ボケ老人無料相談コーナー)
椙山女学園大学名誉教授・農学博士 並木和子氏(ボケない食生活)
心理学博士                 八尾稔啓氏(介護職員のためのリラクゼーション)
薬剤師                    田島裕治氏(ボケを治す薬)


 老人性の認知症(痴呆症)、老人介護、介護保険、特別養護老人ホームなど、ボケに関する情報提供のページです。
※このところ、毎週更新できていなくて申し訳ありません。

はじめに(このホームページを作るきっかけ) ボケ老人の種類と特徴 介護用品の選び方
ボケない食生活 医師の診察・診断を受ける前に あなたはボケる?(自己診断)
ボケの進行を止める ボケ老人観察記録 ボケに結びつく「ストレス」
介護職員のためのリラクゼーション ご意見・ご感想をお聞かせ下さい 皆さんから寄せられたメール
老人関係のリンク集 ボケに関係ないリンク集 筆者紹介
ボケ(認知症)が改善する漢方治療情報 脳血管性の認知症になりやすい性格  
     

専門家に無料相談もできる「週刊ボケ老人」です

ボケ老人 無料相談コーナー(老人保健施設職員 小川氏担当)

主なご相談「Q&A」集

このページは、リンクしていただいて結構です。なお、その際はご一報ください。



『誰も書かなかった?老人ホーム』

特別養護老人ホームに入所するということ   精神安定剤を飲みながら働く寮母がいる?
老人ホーム内でのいじめ    老人ホームではボケがどんどん進んでいく
老人ホームは、まるで老人向けの保育園   職員養成機関とのギャップ
全国の老人ホームで、疥癬感染者が続出とのこと   無償ボランティアなんていらない
(老人向け)保育園でいいのか?   こんなボランティアはどうか
疥癬に感染したばあさん。「雑巾干し場」に隔離される   ボランティアは有給であるべきだ
ばあさん「大やけど」を負う(ボケ老人に口無し。真相わからず)   利用者だってわきまえる必要がある
入所者側が老人ホームを育てる意識が大切   なんでも訴訟でいいのか?(訴訟の行く末)
老人ホームを良くするには   福祉大学・福祉専門学校の全入時代が問題を生む
     
*文章は、別ページにあります(ここをクリック)    

ボケ老人観察記録発症〜最期まで、ボケの進行する原因・過程がわかります)

ボケ第1段階(発症〜初期)

ボケ第2段階(ボケの進行)

ばあさんにボケの兆候が見られる 何もやりたくなくなってくる・仮病を使って風呂に入りたがらない
ボケ始めのころは、みんなボケに気づこうとしない ボケ老人のために、あなたは仕事を辞められますか?
「うちの年寄りにかぎって」が発見を遅らせる 悪態をつくボケ老人に、平穏な心でいられますか
ボケには、波があるから厄介だ ばあさんが階段殻落ちた原因は
ボケの波はどんどん深くなるばかり 自分がおすしを買いに行ったことを覚えていない
ばあさんは、小学校の元教師だった 孫の結婚式で「今日は何時に帰るの?」
気を使わなくなるとボケるというが さびしいことがあると激しくなる
ボケ始ると、ボケ防止の努力をする気力が無くなる 悲しいことがあるともっと激しくなる
無理にボケ防止の努力をするのは駄目らしい 仕事をやめたことを忘れている
*第1段階の文章は、別ページにあります。(ここをクリック) 仕事があるからどうしても学校に行かなきゃ
  マラソンを見て、自分がマラソン大会の引率と思い込む
  本人だけは徘徊していると思っていない
  認識ができないだけで、判断は正しいようだ
  他人にはちゃんと挨拶するし、話も通じる
  餓死してしまった大叔母さん
  *第2段階の文章は、別ページにあります(ここをクリック)
   

ボケ第3段階(老人は転ぶと怖い)

ボケ第4段階(在宅介護の限界?)

ばあさん転ぶ 入院中にここまで進んだ・・・見えないものが見えるようになってくる
高齢のため、手術できないかもしれない 入院中にここまで進んだ・・・見えないものが見えるようになってくる・その2
手術はできるが、半年間も付き添いが必要 めでたく退院したけれど・・・
数時間に及ぶ大手術 ばあさんを殴りつける
半年間の入院生活はもう大変 きっかけは、妹の仕入れてきた情報から
骨折したら最後 未認可のボランティア施設でデイサービスをスタート
思ったより、人間は丈夫だ 別の未認可施設・市の老人ホームでデイサービスをうける
看護婦に噛み付く ばあさんにストレスが溜まる
婿=私の父=が、痴漢行為をした。とか言い出す始末! 介護保険が始まる
晴れて退院 要介護度の認定には不安がある
またまた骨折してしまった 利用施設は従来どおり
事件がおきて分かった。自分の責任と、世間の冷たさ 不安に感じた介護保険の隙間
時代によって、医師の言うことが変わる? 新聞に紹介される
*第3段階の文章は、別ページにあります(ここをクリック) *第4段階の文章は、別ページにあります(ここをクリック)
   

ボケ第5段階(皆さんならどうする?)

ボケ第6段階(最期)

介護する側が病に倒れたら! 元気が無くなる
老人ホームが見つからない 危篤
介護保険のおかげで、入所費用は安くなっていた 最期
どうにか老人ホームに入所 *第6段階の文章は、別ページにあります(ここをクリック)
*第5段階の文章は、別ページにあります(ここをクリック)  

はじめに

 私のばあさんは、2001年3月12日、享年九四歳で亡くなりました。強度のアルツハイマーで、最後の数年は自分のことも、家族のことも分からなくなり、下の感覚も無くなって、大も小もオムツの中に無意識に出していました・・・。
 ばあさんにボケの症状が見られ始めて亡くなるまで15年ほどでした。そして、介護が必要だと感じるようになって6〜7年の歳月が流れました。
 私の両親は、そんなばあさんを在宅で介護してきました。ときには、デイサービス(老人ホームなどの日帰り介護サービス)や、ショートステイ(老人ホームへの一泊での介護)なども利用していましたが、基本的には自宅で介護を続けてきたのです。
 亡くなる半年程前から、ばあさんには特別養護老人ホームに入所してもらいました。ただ、これも、もともと心臓の弱かった父が(介護疲れからか)一時入院したことをきっかけに、ばあさんに入所してもらっただけで、そうでなければ両親は、ばあさんの最期まで、在宅介護を続けたに違いありません。
 長寿社会になったということは、めでたくも感じます。しかし、それと同時に、六十歳を過ぎたお年よりが九十歳のお年寄りを介護する社会になったということです。老人の、老人による、老人のための介護…。ずいぶんすごい時代になったのです。
だれでも、自分はボケたくないし、家族にもボケて欲しいとは思いません。しかしこの高齢化社会です。現実には、どこの家庭でもこの問題に無関心でいられないと思います。関心も高まってきていると思います。ところが、ボケ老人の介護に関しては、学校は教えてくれません。結局のところ、自分でいろいろと調べたり、失敗したりして初めて介護のことが少し分かるようになるのです。それは、あくまでも少しです。本当に深く知ることは非常に困難なように思われます。
 制度が変わり、環境が変わり、ボケの進行が進む中で、そのときそのときに最も大切な情報は、なかなか得られるのもでないように思います。
 また、自分で調べるのは大変です。「どこで、どのような情報収集をすればいいか」が分かるようになるまでに時間がかかったりします。また、得られた情報が古かったり間違っていたりで、なかなか正しい情報が入ってこなかったという話もよく聞きます。
 あるいは、情報収集したいんだけれど、家族がボケたと言われたくない、世間体が悪いと考え、他人に、そして専門家にも相談できず、介護のスタートを上手に切れない場合も多いようです。その他には、現実とは異なる「噂話」が一人歩きして、人を惑わせていることもあるようです。
そんな問題点が複雑に絡み合ってしまって、結局は上手に介護できず、「本当ならもっとうまくいくはずだったのに…」とか、「もっと早く知ってさえいれば、うまくできたのに…」という気持ちになっている人って、きっと多いんじゃないでしょうか。
 実は、私たち自身がばあさんのボケに対して、そのような気持ちになったこともあるのです。
 私たち家族は、ばあさんのボケを、はじめはそれほど深刻に考えていませんでした。初めは、ちょっとしたボケでしたから、「ちょっとおかしいなあ」というぐらいにしか捉えず、「放っておけば、その進行は止まるだろう」と勝手に考えていました。
 ところが、結果的にはそんな訳にはいきませんでした。
 また私たちは、ばあさんのボケを人に知られるのを、初めは極端に恐れていました。また、相談することでばあさんのボケを受け止めなければならなくなるのも恐れていました。そして、ばあさんのボケを認識することによって、家庭内のリズムを変えなければならないとしたら、そこにも大きな問題があるのだと(無意識のうちに?)考えていたのです。
 結局、初めは誰にも相談しませんでした。というよりは、誰に相談すればいいのかも分からなかったし、できなかったのです。おかげで、何の情報も無いまま家族だけでボケ老人と向き合うスタートになったのです。しばらくして、私の妹(当時高校生)がやっとのことで、友人に聞くなどして情報収集を始めたのですが、なにぶん高校生のすることです。また高校生の活動範囲です。的確な情報収集を期待するわけにもいかなかったように思います。
 そのようにして、ボケ老人介護の海に漕ぎ出した私たちには、やはり多くの失敗が待ち受けていました。そして、その都度、「ああすればよかったかも」という、反省の繰り返しでした。また、こんな重要なことでも、経験して初めて分かった、人に伝えられるようになったということが、本当にたくさんありました。
 お年寄りを介護することは、たいていの場合一生に一度あるかどうかです。何度も経験して、場数を踏むことではないので、反省を次に活かすことができません。反省しているうちに、ボケはどんどん進んでいき、また新たな失敗がやってきます。
ボケたばあさんが大怪我したことがあります。暴れたこともあります。その都度、「こんな点がいけなかったね。こんな点で失敗しちゃったね。」と反省してみても、それを活かすチャンスは二度とやっては来ませんでした。ばあさんのボケを進行させてしまって、初めて、「あそこでこうしておけば、進行しなかったのにね…。」と、悔やんだりすることばかりでした。
 我が家では、ばあさんのボケが分かってから、みんな悩み・迷い・苦しみました。たぶん、ボケ症状が現れ始めたお年寄りがいらっしゃるご家庭は、同じように悩み・迷い・苦しんでんでいるだろうと思いました。そして、「これからどうすればいいか知りたいし、誰かに相談もしたいだろうな。」とも考えました。でも、経験上、なかなか知ることができないし、相談できないのだろうとも思います。
 そこで私は、私の家族の物語を書いて、自分が知りたかったことや感じたことを、紹介しようという気持ちになりました。
 このホームページは、ばあさんのボケはじめから、末期的なボケに進行し、亡くなるまでを、時間の流れとともに書いています。『こうなったら次にはこうなる』ということを、そして『こんな失敗をする恐れがあるから気をつけてくださいね』ということを、できるだけ分かりやすく書いてみたつもりです。いわば、我が家の失敗集のようなものになりました。
 それから、同じ問題を抱える方にとって「多少ヒントになるかなあ?」というお話も、ところどころに織り交ぜながら書いてみました。
なお、執筆にあたり、名古屋市在住の老人保険施設職員、小川和彦氏に協力をいただき、コメントやアドバイスをいただきました。そのおかげで、ばあさんの事例を一般的な・客観的なものにもできたと感じています。

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ネパール旅行記(このHP管理人の旅行記です)関心ある方はぜひ訪れてくださいませ